法事 弁当

法事用のお弁当で避けた方がよいメニューとは

法事では礼儀やマナーを大切にするのでその日の服装や振る舞いだけではなく、食するものにも気を配ることが必要です。冠婚葬祭においても昔ほど伝統や習わしを気にしないという家が増えてきましたが、やはり本来あるべき形を守っていくというのは大切です。法事では親族が会するからと言ってみなが好きなものを用意すればいいというわけではありません。もちろん様々な年代の人が集まるのであれば子どもと大人で多少なりとも違いを付けたほうがいい場合もあります。では実際に法事の際にはどのような食事を心がけ、どのような食材は避けるべきなのかということを紹介していきます。これを知っておくことで実際にお弁当を注文しなくてはならないとなった際に選びやすくなり困ることもないでしょう。

本来あるべき形と避けるべきもの

肉や魚などの動物性のものを使用しない精進料理が本来の形です。同じ日本人でも家によって宗派が異なりますが、厳しいところは食材だけではなく献立や組み方なども細かく定められています。精進料理によく使用される出汁においても、かつお節だと動物性の出汁になってしまうので昆布出汁を主体にします。絶対に使用してはならないのが鯛や海老などのお祝いの席に登場する食材です。伊勢海老などの高級なものではなく安いむき海老だからよいというわけではありませんので注意が必要です。法事で利用されるお弁当には、食べやすいように動物性の出汁を使ったり、目立たない程度にお肉を使ったりするようなお店もありますが、鯛や海老は絶対に入りません。特に「おめでたい」という言葉に由来して登場する鯛は絶対に避けましょう。

食材以外で注意しなければならないこと

お弁当を自分で作る、あるいは注文するというどちらかを選択する家が多いでしょう。しかしどちらにしても注意しなければならないことは食材だけではありません。宗派による違いとは別に気を付けなければならないことがあるのです。例えば色使いです。紅白は祝い事の象徴になるカラーなので献立の中で紅白になるようなことにならないように注意が必要です。代表的なもので言えば大根と人参のなますになります。和食ということでお弁当によってはお刺身をつけてくれるお店もありますが、マグロとイカを並べて紅白にするというようなことも避けましょう。そして盛り付けにも注意が必要です。和食ということで季節感を出そうとするのは悪いことではないのですが、桃の花や桜の塩漬けなどはNGとされているので避けましょう。